増税、キャッシュレス決済、年金…
2019年の“お金”にまつわる
アンケート調査結果とは
増税(※)、キャッシュレス決済、年金など、お金にまつわるニュースが絶えない一年となった2019年。J.D. パワーは、昨年12月に、20代~60代の男女400名を対象に、「2019年を振り返る“お金”にまつわるアンケート調査」を実施しました。今回はこの調査の結果をいくつかご紹介いたします。
2019年に印象に残っているニュースは?
「2019年に起きたニュースの中で、あなたの印象に残っているのはどちらですか。」という質問に対し、「消費税の増税」、「新元号(令和)制定/天皇陛下即位」が共に62%でトップとなりました。次いで「ラグビーW杯開催(40%)」、「QRコード/キャッシュレス決済払い(31%)」という結果でした。さらに「老後の年金問題(15%)」6位に挙がり、昨年を象徴する話題として、消費者にとって身近なお金に関する話題が多く印象に残っていることがわかりました。
印象に残っている2019年のニュースを年代別で見てみると、20~40代では「消費税の増税」がトップに、また「QRコード/キャッシュレス決済払い」が、いずれの年代でも上位にランクインしました。中でも20代は「QRコード/キャッシュレス決済払い」が36%で全体よりも+5%となっており、「スマホ世代」ではスマホ決済に関する興味・関心が一層高いことが分かりました。 また、20代と40代では2020年もブームが続いている「タピオカドリンクブーム」、小さなお子さんを持つ人の多い30代では「幼児教育・保育の無償化」が、セカンドライフが迫った50、60代では「老後の年金問題」が多く挙がり、世代間のギャップが興味深い結果となりました。
次回は、キャッシュレス決済に焦点を絞って、アンケート調査の結果をご紹介します。お楽しみに。