“インターンの経験自体が学び”ーー
インターンで活躍した学生に
赤裸々に話しを聞いてみた。

2020年3月インターン生

J.D. Power Japan(※以下J.D. パワー)では、現在定期的に学生インターンを採用し実務のサポートを担当してもらっています。今回は、実際にこちらでインターンを行っていた学生二名にインタビューを実施。実際にどのような活動をしているのか、赤裸々に話を聞いてきました!

J.D. パワーでインターンをはじめたきっけかは?

はじめは、顧客満足度調査の専門会社って言われても正直ピンっと来なかったーー

北田:私がインターンをはじめようと思ったきっかけは、J.D. パワーのグローバル・ビジネス・インテリジェンス部門の梅澤さんのお知り合いの方からのこのインターン・シップの案内を受けたことでした。正直なところ、はじめは顧客満足度や調査などの知識はなかったのですが、インターンのお話を紹介されてから、興味を持ち始めました。

2020年3月インターン生

インターン生:北田 紗弓(きただ さゆみ)さん。慶應義塾大学(法学部政治学科)4年。グローバル・ビジネス・インテリジェンス部門へ配属。

インタビューア(北見):顧客満足度についてどんなイメージがありましたか?

北田:顧客満足度調査を専門にやっている会社があることも正直ピンときてはいなかったです(汗)。どうやって顧客満足調査を行っているのかもイメージが持てなくて「SNSとかを利用したアンケートとかで簡単に調査できるのだろうなー」と漠然とした考えしかありませんでした。でも、実際にインターンをはじめてからは、調査内容に応じて細かく項目を設定していることに驚きましたね。実際の調査方法を間近で見ることができているは貴重な経験の一つだと思っています。

インタビューア(北見):下田さんがインターンをはじめたきっかけは?

下田:インターンに参加したきっかけは、在籍している大学のサークルのOBが梅澤さんだったことです。梅澤さんがOBということもあり、インターンに参加させてもらいました。

2020年3月インターン生

インターン生:下田 彬(しもだ あきら)さん。筑波大学(工学システム学類)3年。グローバル・ビジネス・インテリジェンス部門配属。

インタビューア(北見):インターン先に選んだ理由は?

下田:もともと、企業の経営や事業のマネタイズの仕組みなどに興味がありました。だからインターンに参加して会社のお金の流れや会社の仕組、ビジネスモデルを勉強したいと思いました。

それに一般的な企業インターンは、会社の雑務を多く担当するイメージが多かったのですが、ここのインターンは実務に携わることができると思ったこともあります。それに梅澤さんたちのような、ビジネスモデルを自分で考えている方から直接指導してもらえるのも魅力でした。この会社がどういったビジネスモデルで、どのような構造になっているのかを学ぶことは将来役に立つと思い、こちらのインターンに参加することを決めました。

インターンではどのようなことをしていますか?

顧客満足度調査の意識は強いだろうと考えたーー

下田:調査対象となっている業界の企業がどの程度顧客満足度調査に関心を持っていそうかについて調べました。

インタビューア(北見):どのように調査をしたのですか?

下田:まず、顧客満足度をアピールポイントにしている企業なら、少なくとも顧客満足度への関心は高いだろうと考えました。さらに、独立した調査機関による調査結果で企業のサービス品質の高さが認められたら、今まで以上にサービスを消費者に宣伝しやすくなると思いました。
そこで、自社で顧客満足を調査しているのかどうかを確認して、さらにその調査内容を経営資料に盛り込んでいるかどうかを調べました。その結果から、顧客満足度調査に注力している企業とそうでない企業を分類しました。

北田:私の場合は、下田さんと基本的にやることは変わらないと思いますが、幅広い業務を飛び飛びで担当しました。営業に役立つ情報収集や、会社が新しいサービスを立ち上げる際に実現できるのかどうかを調査したりしていましたね。

インタビューア(北見):新しいサービスの調査はどういったことをしたのですか?

北田:新調査実施にあたり顧客満足度調査へのニーズがあるかどうか、調査実施への可能性はあるのかといったことを調べたりしました。

インタビューア(北見):新規サービスの立ち上げに携わることはなかなかできないので、そのきっかけになれたっていうのは面白い経験ができましたね。

実際にインターンをはじめてみて感じたことは?

上の役職の方ともコミュニケーションが取りやすかったーー

北田:御社でインターンをはじめる前は、大手企業のインターンを中心にみていました。アメリカの調査会社として大手のイメージがありましたが、良い意味で会社感がないと思いました。
上の役職の方ともコミュニケーションが取りやすかったり、アメリカから副社長の方が来日した時も今後のビジネスビジョンを直接お聞きする機会を頂いたりすることもありました。

下田:僕は、会社の全体像をしっかりと教えてもらえたという印象があります。自分の立場や仕事、タスクが全体のどの位置にあって、どういった役割があるのかを理解できた気がしますね。
それに、顧客満足度調査の会社というのは、様々な領域に調査の範囲を広げていて会社的にも業界的にも規模を拡大している印象を受けました。そういったビジネスの温度感をダイレクトに感じることができている気がしています。

インターンをはじめてから学んだことは?

自分の仕事がどう活かされているのかがクリアになったーー

下田:インターンの経験自体がとても多くのことを勉強させてもらっています。ここでインターンを経験していなかったら、卒業後に会社に勤めてもビジネスや会社の構造を理解できないままだったと思いました…。卒業後に自分でビジネスをするにせよ、就職するにせよ“会社を全部見る”という経験ができたことが今後に活きると思っています。
それに、アメリカから副社長が来日した時は、英語でプレゼンをする機会を設けていただいたことはとても良い経験でした。

北田:私が他の企業でインターンを経験した時は、上席の方との距離も遠く、ただ与えられたタスクを必死でこなすだけでした。 それで全体がどう動いているのかや自分が与えられているタスクがどう活かされているのかが見えにくかったです…… ですが、ここのインターンに来て直接教えていただくことで、自分の仕事がどう活かされているのかが、クリアになった状態で仕事ができている気がします。

全体を見ることができたのはもちろん、調べる力やPCスキルが上がったような気がします。学生のうちから社会人の先輩方に混じって仕事をすることで、色々な話を聞くことができるのも学生生活のプラスになっていますね。「会社で働くってこうゆうことか」「社会に出るって楽しい反面、大変なことも多いな」とインターン先の社員の皆さんと話すことで、一足先に社会人としての心構えや社会人経験を学ぶことができています。

最後にこれからインターンをはじめる方にメッセージはありますか?

会社でどのような役割を担っているのかを意識しながら仕事をするーー

2020年3月インターン生

下田:この会社のインターンのように上席の方との距離が近い方が、自分のタスクが会社でどのような役割を担っているのかを意識しながら仕事をすることができます。自分が担っている役割が何なのか、ビジネスモデルから把握することでやりがいにも繋がると思いますよね! わからないことや疑問があれば、役員室に直接聞きに行くことでより明確な仕事ができるようになると思います。

北田:インターンに参加することで、業務を通して自然とリサーチやパソコンのスキル、コミュニケーション能力が上がった気がしました。それに社員さんたちとも話しやすいので、学生のうちから社会人の考えを聞けているのは学生生活にも活かせていると思います。私はできていなかったですが、ここのインターンと平行して違ったインターンにも参加したり、起業などの違う活動をしてみたりするのも面白かったなと思いました。

インタビューア(北見):確かに企業に就職する前のステップとして、会社を知るっていう事だけじゃなくて、就職という道を選ばず、進学や起業などを考えている人にもインターンの経験は活かされますよね。

最後に

いかがだったでしょうか?ここまで、弊社のインターンに参加した学生2名に話を聞いてきました。J.D. パワーのインターン生は、役職や立場に囚われず実務に近い距離の仕事に携ることができます。インターンを通して、将来の夢や可能性を広げるきっかけになってくれたらと思っています。

J.D. パワー(本社:米国ミシガン州トロイ)は消費者のインサイト、アドバイザリーサービス、データ分析における国際的なマーケティングリサーチカンパニーです。企業の顧客満足度改善やパフォーマンス向上のソリューション提供のため、現在、北米、南米、アジアパシフィック、ヨーロッパでビジネスを展開しています。