J.D. パワーとは?
「J.D. パワー」という社名をお聞きになったことはありますか?
「パワー」というと「力」や「電力」に関連する団体?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、顧客満足度(CS)を専門に扱う調査会社です。
社名の「パワー」は創業者であるJ.D. パワー3世に由来しています。
J.D. パワー3世は自動車メーカーや広告代理店などを経て顧客の声に耳を傾けることの重要性に関心を持ち、それらを企業および産業の発展と消費者の豊かな暮らしのために役立てようとアメリカ、カリフォルニアで1968年に事業をスタートさせました。
日本国内では1990年から事業をスタートさせ、CSに関する調査やコンサルティングを行っています。
公正、かつ中立的な調査機関として50年の実績に基づく顧客満足評価
J.D. パワーは50年前から、世界各地の様々な業界の商品の品質やサービスに対する“消費者の声”を専門に調査している世界最大規模の調査・コンサルティング機関です。
毎年、世界50カ国以上で数百万人にのぼる消費者やビジネス・ユーザーを対象に、品質や顧客満足に関するシンジケート調査を実施し、独自の集計手法でユーザーの顧客度合いや購入利用経験を正確に測定・指数化しています。
調査データは企業のサービス向上や商品改良、業界の発展に生かされるだけでなく、消費者の生活に役立てていただこうと情報の一部を公開しています。私たちJ.D. パワーの調査に協力して頂いているのは、調査対象となる商品やサービスを実際に購入したり、利用したりしたしたことがある消費者の方々です。
自動車のような大きな買い物から、生活に彩りを与える旅行関連サービスまで、インターネットを使って比較検討することは当たり前の現代。
クチコミやランキングなどさまざまな情報が氾濫する今こそ、数多くの消費者の声を中立的な立場からまとめたJ.D. パワーの調査結果を、ぜひモノ・サービス選びの参考材料として活用してください。
J.D. パワーの強み
信頼性の高い中立的な調査結果であること
一般的に、調査会社が行う調査は、その多くが企業から依頼される形で実施されます。
これに対し、J.D. パワーが調査結果を発表しているシンジケート調査は自主企画による自主調査です。
調査結果は消費者の声のみに基づいて成り立っており、独立性と客観性が保たれており、企業にとっても、消費者にとっても信頼性が高く偏りのない、役立つ情報を提供しています。
単なる人気ランキングではない評価システム
J.D. パワーの調査は、統計的な正確性を保持するために徹底した配慮がなされています。
一度の調査につき数千人〜数万人の消費者の協力を得て、購入プロセスやサービス、使い勝手など、サービスや品質の満足度に関する最大200以上の評価項目で調査を行い、独自の手法「インデックス・モデル」で顧客満足度を導き出します。
単なる人気ランキングと違い、信頼性のあるデータとして各業界から信頼を置かれています。