March 21, 2017

ハイテク装備が車の魅力を押し上げる

2016年日本自動車商品魅力度調査(APEAL)

高級車や中型以上の車を検討するならハイテク装備の良し悪しに注目

車のハイテク化が進んでいます。

例えば、走る・曲がる・止まるという基本性能については、衝突回避/警告システムや車線逸脱警告システムを搭載し、より安全に運転できる車が増えています。

居住性や利便性に関しても、スマートフォンとつなげられる車が増え、ドライブ中に海外のラジオを聴いたり、SNSのメッセージをやり取りしたり、近隣の店舗情報などをリアルタイムで取得できるようになりました。

では、このような最新機能は、どんな人に重要で、どれくらい魅力的で、どれくらい満足度に影響するのでしょうか。

その点を、J.D. パワーの「2016年日本自動車商品魅力度調査(APEAL)」を踏まえながら、掘り下げてみることにしましょう。

<日本自動車商品魅力度調査(APEAL)とは?>

新車購入後2〜9カ月経過したユーザーに、魅力を感じるポイントを聞く調査です。

聞き取り項目(2016年版)は、外装、内装、収納とスペース、オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーションシステム(以下ACEN)、シート、空調、運転性能、エンジン/トランスミッション、視認性と運転安定性、燃費の計10カテゴリーで、計77項目。ブランドとセグメント(軽自動車、コンパクト、ミッドサイズ、ラージ、ミニバン)に分け、それぞれの魅力度を1000ポイント満点測定しています。

 

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調査結果を見ていくと、ハイテクが関係するACEN、運転性能、視認性の魅力度スコアは、カテゴリー別ではラグジュリーブランドで14〜18ポイント向上し、量販ブランドは1〜3ポイント向上しています。

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ラグジュアリーブランドの方が高い上昇率となっているのは、車の価格帯が高いほどハイテク装備の装備率も高く、装備の有無、機能の良し悪しが満足度に影響しやすくなることの表れといえます。価格帯が高い車や、ミッドサイズ以上の車の購入を検討している人は、ハイテク装備を比べてみることが大切です。

 

セグメント別では、ミッドサイズとミニバンでACENの魅力度が他のセグメントより上昇していることが確認できました。ミッドサイズとミニバンはさらに安全支援システムの装備率が大きく増加し、車の魅力度アップにつながっています。