これまでのモーターショーとは一味違う?
“体感する新しいモーターショー”とは?
-体験イベント編(前半)-

「第46回東京モーターショー2019」が有明・東京ビックサイトで開催されています。今回の東京モーターショーは「OPEN FUTURE」をテーマに掲げながら、クルマ・モビリティの展示だけでなく“体験”できる空間に変わっています。

“脱モーターショー”を目指し進化したモーターショー2019ですが、いったんどんなコンテンツが用意されているのでしょうか? さっそく今年のモーターショーのコンテンツをチェックしていきましょう!

今年のテーマは“脱モーターショー”!?

2019年の開催にあたり、日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は100万人の動員目標を掲げ、「クルマに限らなくとも、みんながワクワクするような未来の生活を見せられるようにしたい考えた」と従来のモーターショーの枠にとらわれない形での開催について明かにしました。

現在、若者のクルマ離れやカーシェアリングサービスの普及など、クルマを所有するという概念がここ数年で大きく変化。開催年数が増すごとに徐々に出展メーカーの数も減少し、2017年には来場者数が80万人を下回ることもありました。

このような背景のなかで、来場者100万人の目標達成に向けて決定した今回のテーマは「OPEN FUTURE」。国内外の自動車メーカー184社が出展し、最新モデルやコンセプトカーなどが展示され、自動車の未来を見据えた最新技術が紹介されています。

従来のクルマ・モビリティの展示はもちろん、「未来の暮らし」「未来の街」まで領域を広げ、未来のモビリティー社会を体験できる東京モーターショーへと進化しています。未来(FUTURE)というテーマにちなんで、子どもが改めてクルマやモビリティの楽しさに気付いてほしいという想いを込めて高校生以下の入場料金を無料にしたり、「キッザニア」とのコラボも実現したりするなど、大人から子供までが愉しめるテーマパークのような空間が誕生しました。

未来の日本を体験できる「FUTURE EXPO」

今年の東京モーターショーで注目を集めているのが、「FUTURE EXPO」です。 青海エリアのMEGA WEBで開催されているのFUTURE EXPOは、未来の日本への入国体験ができるコンテンツとなっています。

NTT、Panasonic、NEC、富士通をはじめとするオリンピック・パラリンピックにおける経済界協議会の企業など、約60の企業・団体の最新技術が出展。各企業が、最先端の技術を採用して作り上げる未来の日本の姿は、今まで見たことがない幻想的な空間を演出しています。

このFUTURE EXPOは、「入国」「移動体験」「都市」「スポーツ」「地方観光」「未来のエネルギー」の6つのエリアから構成されており、光のトンネルをくぐるところからストーリーははじまります。

入国すると未来の日本を案内してくれるバーチャルのキャラクターがお出迎え。未来の日本の愉しみ方を質問してみるのもおすすめです。移動体験エリアには、「空飛ぶクルマ」の試作モデルや、人が乗って移動することができる大型ドローン、体系に応じて座席が変化する未来の車内デザインなど、実際に触れて体験できる貴重な展示物が軒を並べています。

入国すると未来の日本を案内してくれるバーチャルのキャラクターがお出迎え。未来の日本の愉しみ方を質問してみるのもおすすめです。移動体験エリアには、「空飛ぶクルマ」の試作モデルや、人が乗って移動することができる大型ドローン、体系に応じて座席が変化する未来の車内デザインなど、実際に触れて体験できる貴重な展示物が軒を並べています。

スポーツ観戦や地方観光では、未来のスポーツや観戦方法ができるのがポイント。東京オリンピックでも導入予定の『Kirari!』と呼ばれる超高臨場感通信技術を使ったスポーツ観戦など、すぐ先の未来技術を体験できます。仮想店舗やAIを使ったバスケットボールのシュートロボット、水素エネルギーのスタンドなどコンテンツ内容は多岐にわたり、実際に訪れる未来の日本の姿が垣間見みることができます。

特に宇宙技術に関して初回するブースでは、トヨタとJAXAが共同開発中の月面探索車「ローバ」と、ブリヂストンが開発中の月面専用タイヤ、JAXAと月面で走行できる探査機の開発など最先端の宇宙開発技術もチェックすることができます。宇宙開発部門での技術進歩も目まぐるしく、月に移住する未来も遠くはないでしょう。未来を実現するような開発者達のロマンを感じますね。

「こども達が働く街」で本格的なクルマの職業体験

東京モーターショー2019年では「キッザニア」とのコラボレーションエリア「Out of KidZania in TMS2019」が会場内に出現します。「子ども達が働く街」に一歩入れば、子ども達が働く街を散策可能。トヨタやホンダなど、クルマ関連の10社がメカニックやレーシングドライバーといったクルマにたずさわる職業体験プログラムを合計11種用意しています。

小学1~6年生を対象としていますが、3歳以上の未就学児向け体験プログラムも3社が用意。プログラムは、どれもクルマ・モビリティに特化したものばかりで、制服やレーシングスーツを着用して見た目から職業の世界に入り込むことができます。

例えば、トヨタ自動車では、クルマを組み立てるメカニックの仕事を体験できたり、日野自動車では、お客様のオーダーに適したトラックを模型を使いながらプロデュースしたりと、どれも本格的な体験だできるものばかりです。職業体験は、事前予約が必要なものがあるので事前に確認してみるといいでしょう。

【関連サイト】
https://www.tokyo-motorshow.com/event1/out_of_kidzania/

後半へつづく

東京モーターショーバナー

【関連ページ】
・未来のモビリティ体験ができる!?「第46回東京モーターショー2019」が開催 ・東京モーターショー2019に未来のクルマ・モビリティが一同に集結-自動車メーカー編(前半)- ・東京モーターショー2019に未来のクルマ・モビリティが一同に集結-自動車メーカー編(後半)- ・これまでのモーターショーとは一味違う?“体感する新しいモーターショー”とは?-体験イベント編(前半)- ・これまでのモーターショーとは一味違う?“体感する新しいモーターショー”とは?-体験イベント編(後半)-

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