最新のレンタカーサービスと
カーシェアサービス事情

J.D. POWER 50周年記念ロゴ

目的に合わせて使い分ける利用者と進化するサービス

以前は、車を借りる、イコール、レンタカーでした。しかし最近では、カーシェアも身近になってきていますね。

今回は、J.D. パワーの最新のレンタカーとカーシェアの顧客満足度調査の結果を見ながら、レンタカーサービスとカーシェアの最新事情についてご紹介します。

まずはそれぞれの利用状況を見てみましょう。

最新のレンタカーサービス満足度調査によると、最も多いレンタカーの利用目的は「旅行」で、ドライブやゴルフ・スキーなどのレジャー、帰郷・帰省などを含めると全体の約7割になりました。実はレンタカー利用者の中には車を持っている人も多く含まれています。大人数での旅行や遠距離を移動する際に大きな車を借りるとか、雪道やキャンプなどにアウトドア仕様の車を借りた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一方、最新のカーシェアリングサービス満足度調査によると、カーシェアは大きな荷物を運んだり買い物に利用するといった目的が主流で、一回の利用時間も6時間未満という割合が圧倒的に多いことがわかりました。カーシェアはちょっとした用事に手軽に利用されているようです。実際、短時間利用であるほど、カーシェアはレンタカーに比べ割安ですし、車を借りるために店舗に出向いたり手続きをしたりといった手間や時間も軽減できるといったメリットがあります。

現状では、カーシェアサービスはまだ都市部に集中しており、あまり普及していないエリアもあります。最新のカーシェアサービス満足度調査でも、カーシェアでの不満経験として「空車が見つからず利用を諦めた」「利用したいステーションに空車がなく違うステーションで探さなければならなかった」といった声が挙がっています。今後のカーシェアの普及や利用環境の改善にぜひ期待したいですね。

レンタカーサービスについて最近の傾向をご紹介します。
最新のレンタカーサービス満足度調査結果では、利用者が借りたレンタカーの車種で最も多かったのは、8タイプ中、軽自動車・コンパクトカーで、約半数を占めました。料金面でのメリット、また運転にあまり自身がない人には小型の車のほうが運転しやすいと選ばれるケースも少なくないでしょう。

ところが、レンタカー会社に今後期待することについて尋ねたところ、約2割のユーザーが「車種ラインナップの拡充」と回答しており、具体的には、SUV、国産高級車、輸入車、スポーツカーなどの拡充を求める声が挙がりました。
そんな消費者の願望を反映してか、最近では、大手レンタカー会社の一部の店舗で、高級車や輸入車、クラシックカーなど幅広いラインナップを揃えるサービスを展開しています。今や、レンタカーサービスは、単なる移動手段として車を借りるだけではなく、憧れの車や最新モデルの車を借りて運転を楽しむという新たな価値を提供しているのです。車好きのユーザーにはうれしい傾向ですよね。

今後のカーシェアの広がり、レンタカーの進化に注目し、目的に合わせて賢くレンタカーとカーシェアを利用してはいかがでしょうか。

出典:
J.D.パワー「2018年日本レンタカーサービス顧客満足度調査」
日本国内のレンタカー会社7社を対象に利用者の満足度を調べるもの。
直近1年間に利用した人に「車両」「出発/返却時の対応」「各種料金」「予約(ウェブページ/電話)」「サービスメニュー」の満足度を聞いている。調査は今回で2回目。2018年1月にインターネットにて調査し、11,882人から回答を得た。

J.D.パワー「2018年日本カーシェアリングサービス顧客満足度調査」
日本国内のカーシェアリングサービス会社3社を対象に利用者の満足度を調べるもの。
直近1年間に利用した人に「車両」「各種料金」「予約(ウェブページ/モバイルアプリ)」「コールセンター」「サービスメニュー」の満足度を聞いている。2018年1月にインターネットにて調査し、4,302人から回答を得た。

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